小学部3年生
3年生は思考力・表現力を育成するための基礎を固めていく時期です。授業を通して学習することの喜びや、新しいことを発見する驚きなどを体験しながら、自ら考え、工夫する学習態度を育みます。同時に、観察力、判断力、表現力を身につけていくことに重点をおいて学習していきます。学習内容に関しては、論理的な思考力が必要となる問題が増えていきます。そのため、すぐに諦めるのではなく、今まで培ってきた知識を使って問題解決の糸口を見つけることの大切さを伝えていきます。
算数
3年生では、知識を詰め込むだけでなく、子どもたちの興味を引くような身近なできごとに題材を求めて、算数の楽しさや面白さを感じてもらいます。
「図形問題」では、実際に紙で作ってみたり、描いてみたりと試行錯誤の繰り返しです。子どもたち自身が「試す」「気付く」「表現する」という体験を通じて、算数の楽しさに気づき、受験に必要とされる「基礎学力」「応用力」「思考力」をバランス良く身につけ、算数好きになるように指導します。
国語
3年生は、中学入試の準備段階の時期です。文章の流れをきちんと整理して読むことが必要になります。全体の流れをつかんだうえで、場面ごとに内容を確認し、登場人物の気持ちを丁寧に読み取っていきます。そして、読み取った内容をきちんと表現できるようにするための記述指導もあわせて行っていきます。また、漢字や知識をただ覚えさせるのではなく、一つひとつの語句の「意味」を感じてもらいながら定着させます。