小学部5年生

5年生は、中学入試に取り組むにあたり、さらなる基礎学力の充実を目指す学年です。学習面だけでなく、子どもたちも志望校に関心を持ちだす時期です。それぞれの子どもたちの個性にあわせて、志望校を見極めていきます。目標を持つことは、勉強の意欲をさらに高めますので、きめ細かくサポートしていきます。

算数

算数 5年生では、中学入試に必要な算数のほぼ全分野を学習することになります。また、5年生からは、論理的に考えることが重視されるようになります。4年生までに身につけた基本的な算数の発想を活用し、論理的に考えることを学んでいきます。「割合」、「比」、「速さ」、「数の性質」、「グラフの読み取り」など、よく入試に出題される分野も学習していきます。演習問題が中心になる6年生でつまずかないためにも、しっかりと理解できるようにしていきます。

国語

国語 今までに学習してきた内容を踏まえてさらなる発展を目 標としていきます。説明文・物語文・随筆文・詩・短歌・俳 句など、様々なタイプの文章に触れ、解答の根拠・理由と なる部分、内容、要旨、主題を的確に判断する「正しく読 み解く」ことの重要性を学んでいきます。5年生になると、 文章も複雑になっていきますので、理解するための「知識 のバックグラウンド」を学んでいきます。また、知識分野とし て、漢字の読み書きのほかに四字熟語・慣用句・ことわざ なども細かく学習していきます。

理科

理科 5年生までに、植物や動物などの生物分野、力学や運動、電気などの物理分野、水溶液や気体の燃焼などの科学分野、気象や天体や地層などの地学分野など、幅広い範囲を学習していく必要があるため、学習進度も速くなります。そのため、その場限りの学習に陥りがちになりやすいので注意が必要で す。学習内容を整理しながら一つひとつきちんと整理して覚えていくことが大切です。きちんと整理さ れた知識はこれからの理科の問題を解くにあたり貴重な武器となり、6年生になってからの得点力を 左右します。5年生は6年生に向けて、基礎力を充実させる重要な学年ですので、多くの単元を学習し、分野の枠を超えた関連性も意識しながら丁寧に取り組みます。

社会

社会 中学入試のポイントとなる地理分野の学習は夏休み終了時までに終えます。その後、もう1つの鍵を 握る歴史分野の学習を控えているので、5年生は大切な学年です。

地理分野の学習では地方ごとの重要な地名や気候、産業、都道府県ごとの特色などをしっかりと、 まとめていきます。とくに、地形と気候、そして農業やその他の産業とのつながりについて理解を深め 知識を確実なものにします。 夏休み以降に始まる歴史分野の学習は6年生の前期までに入試の出題範囲を一通り学習します。事 件や人物名など難しい語句が数多く出てきますが、因果関係など、背景をしっかりと丁寧にたどりなが ら、学んでいきます。

その他コース

  • 個別指導コース

    講師1名に対して生徒は最大2名で授業を行い、より生徒に合った指導を行います。

  • 理科実験教室

    実際に実験や観察を行うことで、理科の楽しさ、奥深さを養っていきます。

期間講習

早慶受験研究会では通常授業以外に年間を通し子どもたちの学習をサポートするため、夏休みや冬休みなどを利用して特別講習を行います。学期や学年の変わり目などの節目ごとに習った内容がきちんと身についているかどうかを確認します。