都立中学入試対策コース
都立入試では私立入試と異なり、小学校の指導要領を超えた内容での「学力試験」をすることができません。そこで、「適正検査」と称して、思考力や表現力を問われます。決して、レベルが低い内容ではありません。「社会への関心」、「高い精神年齢」、「論理的な思考」が求められます。そして、都立中学は非常にリーズナブルな授業料で、私立中学並みの教育環境が整っている為、人気校では10倍を超える倍率で、非常に狭き門となっています。また、模試の偏差値通りの結果が出ないことも、特徴の一つとしてあげられます。
表現力の育成
「自分の体験をもとに、400字以内で答えなさい」という出題が多いことが、都立入試の特徴です。私立入試の学習では、100字を超える記述練習をすることは殆どありません。また、「自分の体験」など自分の事を「書けない」生徒も多くいます。この様な場合、家族や友人、本等の「疑似体験」を書くとスムーズに書けることが多くあります。様々な都立の特徴に沿った、表現力を育成します。
思考力の育成
資料を読み取る能力と推理能力が挙げられます。適性検査では、算数、国語、理科、社会などが複合的に絡みあった問題が出題されます。目的は、小学校の指導要領内で、受験生の考察力を測るためです。例えば、「最近のニュースへの関心や問題意識、そしてその事への自分なりの考え」など、日常的な感性や着眼点を問い、そのうえで論理思考を試されます。このコースでは日常生活の注意点や、問題への論理的アプローチなど、普段からお子様の考える力をより育成し、適性検査で求められる思考力を習得します。